介護施設だけに限った話ではありませんが、ほとんどの人は新しい職場に出勤する前日は緊張するものです。しかし介護は基本的にチームワークが大切な事に加え、同じ志を持つ仲間としてこれから一緒に苦楽を共にするとあって比較的温かく迎えてくれる施設が多いです。そのため、初出勤前日にすべき事といったら、遅刻しない様少し早めに眠る事以外は特にないでしょう。
いざ、初出勤の日は始業時間の少し前に出向き、これからお世話になる先輩や上司に自分から挨拶すると良いでしょう。その際、例え後でユニフォームに着替えるとしても、初日はフォーマルな服装にしておく事で誰からも好印象をもたれやすくなります。
次に自己紹介では、元気に明るくできれば、内容は無難な形で大丈夫です。また初日は利用者さんからも名前を聞かれる事が多いので今後より良い関係を築くためにも、会う人全てに自分から挨拶する気持ちを持ちましょう。
そして、働く上で一番大切なのは、介護施設は施設ごとにやり方や雰囲気が違うという事をしっかり理解しておく事です。特に前職を持つ転職者の場合、前のやり方や自分の常識にあてはめて考えがちですが、一般的に介護施設では利用者が快適に過ごせる様工夫している為、サービスで違う箇所を指摘するのは辞めた方が賢明です。最初はおかしいと思っても、仕事をしていくと案外納得できる事も多いものです。
また例え経験者でもその施設では新人になるので、分からない事はメモをとる、指示を仰ぐ等をして地道に職場に馴染んでいくことが重要です。