体調管理は介護職員の基本

入居型の介護施設での仕事は、介護を必要としている高齢者たちのケアが中心になります。そのため、施設で働くスタッフたちは、介護業務のため日々働いています。

介護の仕事を始めた当初は、仕事の覚える内容は多いものです。そして行うべき作業の内容を覚えると共に、自身の体調管理のノウハウについても学んでおきたいところです。介護の仕事は体への負担が大きいもの。そのため、仕事に集中して油断していると、介護を行っているスタッフ本人が体調を崩す場合もあります。

特に夏場に気をつけたいのが、水分補給です。暑い夏は汗をかきやすく、水分が体の外へと逃げていきます。仕事に集中していると、水分補給を忘れる場合が多々あります。しかし、きちんと必要な水分を摂っておかないと、介護中に倒れてしまうことにもなりかねません。もし水分が必要と感じたなら、自主的にきちんと水分を摂るような心掛けが必要となります。当然、どの施設でも休憩時間は設けられています。与えられた休み時間にしっかりと水分を摂取することを心掛け、前もって体調を整えておくのが望ましいです。

また、万全の体調で介護の仕事ができるよう、日頃の生活習慣も改めておきたいところ。仕事を前にして夜遅くまで起きていれば、十分に睡眠は取れません。そうなると、仕事中に睡魔に襲われたり、あるいは体調がすぐれないといった事態に陥ってしまいます。介護中にぼんやりしてしまうのはとても危ないことです。施設での仕事を快適にこなすためにも、日々の生活習慣を改めて、仕事に専念できる状態を心がける必要があります。